術後の傷あとのケアで大事なこと🌿
きれいな傷あとを目指すために、ご自宅でできる大切なケア
手術が終わったあと、患者さまからよく聞かれるのが、
「傷はどう洗えばいいですか?」
「キズパワーパッドは貼ってもいいですか?」
「抜糸したら、もう何もしなくていいですか?」
というご質問です💡
実は、手術そのものと同じくらい、術後の傷あとのケアはとても大切です。
もちろん、傷あとを完全にゼロにすることはできません。
しかし、日々のケアを丁寧に行うことで、傷あとが目立ちにくくなるようサポートすることができます✨
今回は、当院でよくお伝えしている
「術後の傷あとのケア」についてご紹介します。
抜糸までのケアで大切なこと🩹
抜糸までの期間は、傷がまだ安定していない時期です。
この時期は、傷を清潔に保ちつつ、こすりすぎないことが大切です。
シャワーの際は、石けんやボディソープをよく泡立てて、泡でやさしく洗い流すようにしてください🫧
ゴシゴシこする必要はありません。
泡でなでるように洗い、その後しっかり洗い流しましょう。
洗ったあとは、処方された軟膏を塗り、ガーゼで保護します。
キズパワーパッドは貼らないでください⚠️
術後の傷に、市販のキズパワーパッドなどを貼ってもよいか聞かれることがあります。
当院では、基本的に術後の傷にはキズパワーパッドなどは貼らず、できる限りガーゼで保護することをおすすめしています。
キズパワーパッドのような被覆材は、傷の状態によっては適さない場合があります。
特に手術後の傷では、感染や浸出液の状態、縫合部の確認が必要になることもあります。
そのため、自己判断で貼るのは避けましょう。
抜糸までは、ガーゼで保護し、ガーゼが汚れたり濡れたりした場合には、適宜新しいものに交換してください🩹
抜糸後こそ、傷あとケアの本番です✨
抜糸が終わると、
「もう治った」
「何もしなくて大丈夫」
と思われる方も多いのですが、実はここからのケアもとても大切です。
抜糸直後の傷は、一見ふさがっているように見えても、内部ではまだ治癒の途中です。
この時期に傷に余計な力がかかると、傷あとが広がったり、赤みが長引いたりすることがあります。
そこで大切なのが、茶色いテープ、いわゆるマイクロポアテープによる保護です🌿
『傷の治る過程』についてはこちらでも紹介してます。
茶テープは3ヶ月程度貼るのがおすすめです🤎
抜糸後は、傷あとに茶色いテープを貼って保護します。
マイクロポアテープなどの医療用テープを使用することで、傷にかかる引っぱられる力を軽減し、傷あとが広がりにくいようにサポートします。
かぶれ、かゆみ、赤みなどの症状がなければ、3ヶ月程度は継続して貼ることをおすすめしています。
毎日必ず貼り替えなければいけないわけではありません。
テープが浮いてきたり、汚れてきたりしたタイミングで交換していただければ大丈夫です😊
当院でも茶テープを販売しておりますので、必要な方は診察時や抜糸時にお気軽にお声がけください。
紫外線対策もとても大切です☀️
傷あとケアで忘れてはいけないのが、日焼け対策です。
傷あとに紫外線が当たると、色素沈着といって、茶色っぽく跡が残りやすくなることがあります。
特に顔、首、腕、足など、日光が当たりやすい場所の傷は注意が必要です。
抜糸後は、茶テープを貼ったうえから日焼け止めを塗り、しっかり遮光しましょう🌤️
「テープを貼っているから大丈夫」と思われる方もいますが、テープだけでは紫外線対策として不十分なこともあります。
テープ+日焼け止めをセットで行うのがおすすめです。
外出時は、帽子・日傘・衣類なども組み合わせると、より安心です👒
傷あとをきれいにするために大切なこと🌸
術後の傷あとケアで大切なのは、特別なことではありません。
抜糸までは、
🔸泡でやさしく洗う🫧
🔸軟膏を塗る
🔸ガーゼで保護する🩹
抜糸後は、
🔸茶テープを貼る🤎
🔸紫外線を避ける☀️
🔸日焼け止めを使う
このシンプルなケアを、毎日丁寧に続けることが大切です。
傷の治り方には個人差があり、部位や体質、傷の大きさによっても経過は異なります。
赤みや硬さがしばらく残ることもありますが、多くの場合、時間をかけて少しずつ落ち着いていきます。
まとめ🌿
手術後の傷あとをできるだけきれいに治すためには、術後のケアがとても大切です。
抜糸までは、傷を清潔に保ち、ガーゼで保護すること。
抜糸後は、茶テープを3ヶ月程度貼り、さらに日焼け止めでしっかり遮光すること。
このケアを徹底することで、傷あとが目立ちにくくなるようサポートできます✨
海老名皮膚科・美容皮膚科では、粉瘤、ほくろ、いぼ、皮膚腫瘍、けがの縫合など、傷跡に配慮した形成外科手術を多く行っております。
手術後の傷あとが心配な方、テープの貼り方がわからない方、赤みやかぶれが気になる方は、診察時にお気軽にご相談ください😊
